野球観戦に行く

巨人―中日を見てきました。一応、首位攻防戦。外野指定。2階席は思った以上に空席が目立ちました。
しかし、一、巨人ファンとして巨人ファンの態度に腹が立った。相手の良いプレーには拍手くらいしてもいいんじゃないか。帰れじゃないよ、ほんとに。選手を見にくる人もいて良いと思う。怠慢プレーへの文句も良いと思う。でも、ただブーイングしてるだけじゃ、こないだの中国と一緒。巨人は勝てる試合を落とし、中日は勝ち負けの試合をものにした。そんな感じでした。役満ばっかりの麻雀じゃ面白くないっす、僕は。地味に引っ掛けて3900とか相手のでかい手をとめて平和のみとかいうところに、ハネ満で、おぉ!みたいな。そんなやり取りの方が見たい。中日はそんな感じの野球をしてる気がした。見ていて面白かった。
ストがなければ中日の今季の優勝は揺らがないでしょう。プレーオフを制してくる猛者を相手に良い日本シリーズを展開するはず。本当ならば。

しかし、シーズン終盤に向けて盛り下がる競技ってどうなんだろうか。1シーズン130試合に戻して、セ・リーグプレーオフをやるとか、各リーグ1、2位チームでセ1―パ2、パ1―セ2みたいにしてセミファイナルをやるとか、良い機会なので何でもいいから、後ろに向かっておもしろくなる仕組みを作ってほしい。もし、工夫が見られるなら今年1年ペナントが無効になってもいいんじゃないかとすら思います。。

いつも思うのが、毎年同じことをやってるのに毎年何百万人の人たちが熱狂できるってすごいなということと、去年できたことが今年できないって格好悪いなってこと。でも、できなくなっちゃったことはしょうがない。合併も仕方ないと思う。金なきゃできないわけだし。変えることって難しいけど、ここまでぐだぐだになってしまった以上、1回やってみるのも悪くない。とりあえず門戸が広がることを切に願う。

マチュアから世界大会の場を奪った上、野球少年の夢まで奪うようなら、マイナーリーグに組み込まれてしまった方が良いんじゃないかと、思ったり思わなかったり。